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Re:佐賀便り

佐賀に受け継がれる
ものづくりの伝統を
ロボット技術で支えたい。
  • 株式会社佐賀プラント工業
  • 北島 健郎さん(70)
  • 代表取締役

◎28歳でUターン。
父から継いだ会社を県内有数のシステム開発企業に
佐賀を単なる農業県だと思っている方も多いと思いますが、本当はかなりの「工業県」なんですよ。工業製品の出荷額は農産物の10倍もあるんです。
我々佐賀プラント工業は、そんなものづくりをシステム開発で支えている会社です。なかでも得意としているのはロボット技術を組み込んだ生産システムの構築。20名ほどの小さな会社ですが、県内のロボット関係の取扱量ではトップを自負しています。
実は私もUターンの経験者なんです。28歳のときに北九州から、父が創業したこの会社を継ぐために帰ってきました。その頃は配管などの設備工事がメインでしたが、取引先からのさまざまな「困った」「助けてくれ」という声に応えるうちに、自社で設備を設計・製作する力を身につけてきました。やがて自動化装置を手がけるようになり、ロボット技術へとたどりついたのは、必然の流れだったと思います。昨今の九州の生産現場は人手不足が深刻化しています。近い将来にはロボットが、部品のピックアップから最終的な組み立てまで行う時代になるはず。そんな進化の最前線を、私は、佐賀で走り続けていたいと思っているんです。
◎東京の展示会や学会にも積極的に参加。
もう、立地のハンデはない
佐賀にはものづくりにチャレンジしやすい環境があると思っています。その証拠に、ものづくりの会社が200社もあるんです。工業高校も多く、優秀な人材がたくさん育っています。かつて幕末の時代には、佐賀藩が日本の科学技術の最先端を走っていました。反射炉や蒸気船を国内で初めて作ったのは佐賀の人たちです。その頃からの伝統が今も息づいているような気がします。
交通網もどんどん充実しつつあります。佐賀空港から東京への飛行機は1日6便に増えました。東京で行われる展示会や学会にも、当社は積極的に社員を派遣し、最先端の情報を吸収してもらっています。そのうえ今はインターネットもありますから、立地的なハンデは感じませんね。
それでいて佐賀は、生活環境も恵まれています。空気はいいし、食べ物はおいしいし、物価は安い。子育てするには最高でしょう。あと、ぜひおすすめしたいのが、毎年秋に開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。じつは私も熱気球のパイロットとして40年前から参加しているんですよ。カラフルな熱気球が青空に飛んでいる風景を見たら、きっと佐賀に住みたくなると思います。
また経営者としては、土地代が安いのも魅力です。現在、新工場の建設を進めているんですが、町有地を格安で調達できました。とても見晴らしがよい場所で、天気がいい日は雲仙まで見えます。この新工場から、どこにもないロボット生産システムを全国に送り出すのが私の夢なんです。